2010年6月17日木曜日

オルトラン粒剤は樹木にも効果があるらしい!

今年は天候不順なためかハナモモにまだアブラムシが発生してない。でも暑くなると必ず出てくる。スミチオンかオルトランの1000倍希釈液を散布するのだが、樹木の背が高くなってくると手動噴霧器ではなかなか難しくなってくる。ハシゴを使ったり二階から撒いたりいろいろやるのだがそろそろ限界。年をとるとハナモモは切り倒すという人が多いのもよくわかる。困っているとき、ネットでいいことを聞いた。メモ:
樹木にオルトラン粒剤は?: "オルトランについて少し知っていることを書きますとオルトランは有機リン剤としては非常に水に解けやすいので土壌の水分量によってブレがあるそうです施用量と水分がマッチしていれば効果が大。土壌中での上下での移行は少なく植物の根に吸収移行性大。ポットの植木等では急速に浸透圧がかかり薬害を起こすことがある。また、根の細胞がコルク化されやすい植物は特に浸透圧を受けやすい。地温では20℃以下では吸収移行しにくく、地温が高すぎると吸収移行が激しくなるので薬害が起こりやすい。あと、登録は守らなくてはいけないとは思いますが樹高4mの梅(目通り15cm)に対し300g粒剤施用後5Lの水潅水でアブラムシを完全防除した例があるそうです。"

オルトラン粒剤はもっているが、適用例として農作物しか書いてないので背の低い草花にしか効かないものだと思っていた。しかし、これは農薬登録を果樹に対して行っていないために書けないだけで、実際は高木にも効果があるらしいのである。早速これでやってみよう。

ただ、都会の園芸店で売っているのは200グラムとかの小さな容器のものしかなく一つ1000円程度もする。樹木一本当たり300グラムも使うとなるとたいへんなおカネだ。地方の農薬専門店では大きなパックが安く売られているようだが、東京では買えない。困ったときにはアマゾン。キロ単位のパックがありました!





アマゾンは近くに書店や百貨店がない地方の人にとって便利なものだと思っていたが、近くに農薬屋がない都市住民にとっても便利なものなのでありました。

1 件のコメント:

野猫 さんのコメント...

植木屋にいたとき、これもつかっていたようです。ホームセンターへいけば、ありますね。根から吸収させるものは、他にもあると思います。花なんかも、今はほとんど根から吸収させて、かなり強力なはずです。ただ、食べられない。菊なんか花屋で買ったものは食べないほうがいいです。あと、強力ならば、表面の土をけずって蒔いて土をかぶせたりした方が、近隣でネコとか放し飼いにしている場合など、たぶん、ネコは食べたりしないとおもうけど。念のために。

あと、散布するタイプは、雨がふったら終りです。あと、無視は葉のうらにつきやすいので、裏側に散布でしょうね。雨のことも多少よくなるし。